NOCTURNAL

日々肝試し

「僕が捨てなかった服」という連載を見つけた。服飾関係の人が自分が捨てずに持っている服を紹介する連載。ターゲットは40代男性のようなのでこういうのを買おうみたいには思わないけど(個人的にえー…と思う記事もこのウェブマガジンには多い)、捨てていない服って買った服より面白い。モノのストーリーが好きな人や、一癖あるものが好きな人、自分の美学が強い人、残してるものが全然ちがう。

私は目下服を処分中だけど、これは捨てないとよけているのはシャツ。ダンガリーと薄紫のタキシードシャツはJ CREW。タキシードシャツはトーマス・メイソンの生地。青のストライプもトーマス・メイソンの生地で、クリーニングに出したら貝ボタンが全部欠けて返ってきて、自分でボタンを替えたシャツ。ボタンを付けるときに一番上のボタンだけ糸を紺に変えて鳥足がけにしてある。これ以降シャツは家で洗っているし、安いクリーニング屋は使わなくなった。

逆に処分している服は、鮮やかすぎる緑のTシャツ、白のシャツ、ホワイトデニム、首の詰まったニット。残念なことに白が似合わない…。首の詰まったニットは、タートルネックは大丈夫だけど、クルーネックがだめ。タートルも職場は暑いので着なくなったから処分した。着てみてイマイチと思った服は、処分する紙袋行きにしてたまったら捨ててる。来月は引越しの見積もり訪問があるから、どこまで減るかな。クローゼットはすっきりするけど、一方で服が似合わないのでは?という気持ちになる。