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日々肝試し

休職のこと

結局前回のエントリーの後、研修中に涙が止まらなくなり、産業医と面談したところ休業せよということになった。心療内科を受診して、診断書には適応障害と書いてあった。ひと月休職、そして復職した。

休職期間のはじめの1週間は眠っている時間が長かった。12時ごろまで寝て、ドラマや映画を見て、お腹がすいたらごはんを食べて、24時ごろに寝ていた。そのあとは徐々に気力が戻って、読書ができるようになったのはうれしかった。友だちに会ったり、展示を見に遠くの博物館へ出かけたりもしたし、実家にもお正月ぶりに帰省して休みだからやれることをできたと思う。その反面、私は今まで自分の時間が全然なかったのでは?とも思った。20時退勤を早いと思っていたなんて麻痺していた。

ただ、産業医に言われたとおり、ダメージを受けたメンタルが元に戻ることはない。行っていたクライアントの現場にはもう行きたくないし、チームの上司もクライアントも信用できない。チームの上司をメンターにしていたけど、いい人だから気がつかなかっただけで合わなかったんだと気がついた。集中力がなかったり、言われたことをすぐ忘れてしまったり、メールを書いては横になっていたりしたのは、ぜんぶ疲れからだったんだとわかった。

今は転職活動しつつ、所内でうまく異動できるならその方向も模索したいけど、退職がベストかなという感じ。

しばらくは残業禁止だし、休業補償もまだだから繁忙期で稼いだ残業代を食い潰してる感じでマッチポンプもいいとこ。しかしもう無理はしない。無理しなくてもできる範囲で働くんだ。